事業の目的
水俣病資料館は、水俣病の歴史と現状を正しく認識し、悲惨な公害を再び繰り返してはならないという切なる願いと、貴重な資料が散逸しないよう収集保存し、これを後世へ継承していくことを目的として、平成5年1月に開館いたしました。それ以来、国内はもとより全世界から年間約4万人の方々に見学に訪れていただいています。また、公害学習・環境学習だけでなく、人権教育の場としても活用していただいています。


見学のポイント

水俣病の歴史などをパネル・写真・モニターテレビ等で紹介する常設展示と企画展示によって、水俣病の現状や教訓について正しく学ぶことができます。入館料は無料です。


水俣病に対する理解を深めていただくため、患者又はその家族である語り部から体験を聞くことができます。聴講は無料です。
【要予約、10名以上の団体で申込み可】
【要予約、10名以上の団体で申込み可】


乗用車約272台・大型バス15台を停められる無料駐車場があります。


■館内での飲食は、雨などの場合を除きご遠慮ください。
■館内の写真撮影の注意事項
■館内へのペット等の持ち込みはご遠慮ください。
■館内は禁煙です。
■ゴミはお持ち帰りください。
■他のお客様のご迷惑にならないよう、ご協力ください。
■館内の写真撮影の注意事項
■館内へのペット等の持ち込みはご遠慮ください。
■館内は禁煙です。
■ゴミはお持ち帰りください。
■他のお客様のご迷惑にならないよう、ご協力ください。

■資料館リーフレット 日本語版


■1階 図書・資料閲覧室、事務室、トイレ
■2階 シアタールーム(150インチ大型スクリーン)、常設展示室、企画展示室、語り部講話室、トイレ
■展示は映像やパネルで紹介してあり、自由に見学できます。
■概要だけをご見学の場合は30分程度です。
■2階 シアタールーム(150インチ大型スクリーン)、常設展示室、企画展示室、語り部講話室、トイレ
■展示は映像やパネルで紹介してあり、自由に見学できます。
■概要だけをご見学の場合は30分程度です。



1階:図書・資料閲覧室
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2階:常設展示室


2階:シアタールーム 企画展示室 語り部講話室 他
シアタールーム![]() |
企画展示室![]() |
語り部講話室![]() |
水俣病患者の写真等 企画展・回顧展 ![]() |

DVDの閲覧貸し出しについて

水俣メモリアル
水俣メモリアルは、
1)水俣病により犠牲となられた方々に対しての慰霊・鎮魂
2)水俣病の経験を踏まえ、災禍を再び繰り返さないことの祈念
3)水俣病の教訓を後世に伝えること
以上を目的として、水俣病公式発見から40年目にあたる平成8(1996)年に完成しました。作者はイタリアのジュセッペ・バローネさんです。平成9(1997)年から平成17(2005)年まで、水俣病犠牲者慰霊式(5月1日)が開催されました。
1)水俣病により犠牲となられた方々に対しての慰霊・鎮魂
2)水俣病の経験を踏まえ、災禍を再び繰り返さないことの祈念
3)水俣病の教訓を後世に伝えること
以上を目的として、水俣病公式発見から40年目にあたる平成8(1996)年に完成しました。作者はイタリアのジュセッペ・バローネさんです。平成9(1997)年から平成17(2005)年まで、水俣病犠牲者慰霊式(5月1日)が開催されました。
■水俣メモリアルは水俣病資料館に隣接しています。
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【水俣メモリアル】 訪れる人々は不知火の海が見えるここにたたずみ、過去と未来に想いをめぐらせる。明日に向かって祈り、誓い、心を新たにする。 〔敷地面積:約3,000㎡〕 |
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【祈りの噴水(ガラスの噴水)】 水のつたう祈りの噴水があります。過去・現在・未来へ想いを馳せてみませんか。 〔高さ:5m 幅:3m〕 |
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【テラス】 水俣メモリアル全体が、様々な段差のテラスになっています。テラスの色や感触は砂浜をイメージしています。 |
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【メモリアルボール】 テラスに配置されたステンレスボールは、色々なものの象徴です。それは、犠牲者となられた方々の魂のようでもあり、不知火海の漁火のようでもあります。 〔直径:40cm 108個設置〕 |
水俣メモリアルは、1995年に実施した国際コンペで国内外18カ国から応募された454点の作品の中から、イタリア人のジュセッペ・バローネ氏の作品が建築家・磯崎新氏によって選ばれました。 |
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◆設計者 ジュセッペ・バローネ氏からのメッセージ◆ 特別な目的の場所や階段状の場所、掲示、シンボルなどではなく、作品全体として人々が単純に散歩や休憩、考え事や回想したりすることでこの作品が生かされることを望んでいます。この作品は、人々の気持ちを打ち砕くのではなく、その人の感じ方を写す“モニュメント”を具現化することを目的としています。 |

アクセス
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